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平成24年度予算特別委員会(平成24年3月13日)(その3)

◆三宅 委員         今は入札制度いろいろ変わりまして,最低制限価格制度も設けられました。今,基本的に広島市で行われている入札方法というのは,一般競争入札か公募型プロポーザルですね。公募型プロポーザルというと何か格好いいように聞こえるんだけど,これを日本語で言うと特命随意契約といって,特定の業者にその提案力をお示しいただいて,ほぼ満額というか,それ以上の価格で公募型プロポーザルというのが行われております。

 それでは聞きます。平和記念資料館の基本設計を公募型プロポーザルにした理由を教えてください。

◎石田 被爆体験継承担当課長  今年度実施しております展示基本設計は,高度な専門知識,技術や経験が必要であるとともに,被爆の実相を正しくわかりやすく伝えるための独創性や芸術性などが求められることから,業者選定の方法は競争入札に適さず,公募型プロポーザルにより業者を選定したところでございます。

◆三宅 委員         高度だからということだね。それは元課が決めたんでしょう。今御説明された方が決められたんですか。

◎石田 被爆体験継承担当課長  私ども,それから委託先であります平和記念資料館,そちらの方が協議して決めたところでございます。

◆三宅 委員         はい,じゃあちょっと契約に聞きますね。簡単な質問ですから端的に答えてください。契約部は基本的にその入札方法について,これは一般競争入札にせえとか,これは公募型プロポーザルにせえとかいうことを,その発注しようという局,あるいは課に対して指示をされることはありますか。

◎堂園 物品契約課長     それぞれの契約の中身によりまして,それぞれの主管課の方で決定していただくようにしております。

◆三宅 委員         つまり契約は関係ないんですよね。元課が,これは公募型プロポーザルにしようとか,これは一般競争入札にしようとかというのは元課が決めるわけです。

 ちょっと広島市の今までの歴史をひもといてみますよ,公募型プロポーザルの。今のマツダスタジアム,公募型プロポーザル。白島新駅,公募型プロポーザル。南大橋,公募型プロポーザル。白島新駅に至っては公募型プロポーザルにして,設計費用が約11億円増加した。公募型プロポーザルというのは,基本的には特命随意契約ですから,値段じゃないんですよ。提案力がすぐれているかどうかということですね。一方で,広島市の財政は大変厳しいということは財政局が常に言っていらっしゃる。その提案力がすぐれているかどうかということを判断するのは,だれが判断するんですか。平和記念資料館のときにはだれが判断したんですか。教えてください。

◎石田 被爆体験継承担当課長  プロポーザル,業者の選定に当たりましては,プロポーザルの審査を行っておるわけでございますけれども,その際,審査委員会を設置いたしまして,その提出された企画提案書について参加業者から説明を受けるとともに,審査委員が参加業者に質疑を行うことにより審査を行いました。なお,審査委員会は,平成22年度に設置いたしました広島平和記念資料館展示検討会議の委員長1名,副委員長2名,それから財団法人広島平和文化センター常務理事,それから広島平和記念資料館長,この5名で構成されておりました。

◆三宅 委員         ちょっと聞くんですが,その5名の方で,この提案がええとか,この提案が悪いとかということを決めて,決して安くない金額を一つの社に決めて仕事をしていただくわけでございます。平和記念資料館というのは広島市にとってはすごい重要な施設ですね。すごいとっても重要な施設なんで,やっぱり中身について精査したいと。値段の高低で勝負したくないという思いがあって,公募型プロポーザル,つまり特命随意契約にされたのかもしれませんが,そこを提案に来た会社,何社ありましたか。

◎石田 被爆体験継承担当課長  公募がありましたのは1社でございます。

◆三宅 委員         1社しかないのに,それがええとか悪いとか,だれが決めれるん。1社しか来ないんですよ。公募型プロポーザル出して,1社が持ってきた。その1社を判断して,そこしかないんじゃけえ,それしか選べんよね。それは不透明ではあるんではないかということを感じられたことはありませんか。

◎石田 被爆体験継承担当課長  応募がありましたのは,結果といたしまして1社でございました。したがいまして,相対的な評価はできませんでしたけれども,あらかじめ定めておりました評価項目,これに従って,本当にその応募があった業者がその実施能力があるのかどうなのか,相応の企画提案がなし得る業者なのかどうなのか,そういったところで一応評価点をつけて審査をさせていただきまして,その結果として,適切であると判断をさせていただいたところでございます。

◆三宅 委員         いやいや,そんなことを聞いてはないんですよ。1社しか来んのんでしょう。そしたら,その公募型プロポーザル自体が1社しか来ないんだから,これはまずいじゃろうと。公平性の観点からいっても,提案をいろいろ見てみたいけど,1個しかないんじゃけえ,ちょっとこれいろいろその公募型の要件をいろいろ変えてみてから,いろんな社からいろんな意見聞いてみようやとかって,普通ならん。答えてください。

◎石田 被爆体験継承担当課長  私どもといたしましては,平和文化センターのホームページ等で一般的に広報をさせていただきますとともに,過去その指名競争入札等で展示更新に係るそういった競争入札に参加いただいた企業等に個別に案内を申し上げるなど周知に努めた結果,その1社だったということで,そのまま審査を続けさせていただいたということでございます。

◆三宅 委員         あのね,公募型プロポーザルの中に,経費の欄があるね。およそ5200万って書いてあるわけよ,そこの公募型の金額の中に。この5200万ってさ,よく考えてよ。どういう業務をやらせたら何ぼぐらいかかるかっていう積算の計画表とか,それぞれ何ぼずつかかるじゃろうという積算能力が広島市の原爆の担当者のところにはあるんですか。

◎石田 被爆体験継承担当課長  私どもの当然これは予算で計上させていただいておるものでございますので,そういった積算に基づいてはじき出させていただいたものでございます。

◆三宅 委員         ということは,市の内部だけで積算しちゃったの。例えば,よくあることじゃけど,平和記念資料館ってちょっと特殊な物件ですよね。何てったって特命随意契約せにゃいけんような物件じゃけえ。当然いろんな,どうやっていいかなとわからんよね,ふだんやらんのんじゃけえ。そしたら,業者さんから,これどのぐらいかかりますかねって普通聞かない。そんなこと全然聞かずにさ,自分たちだけでその積算がこれでなったらできるって,できますかね,それ。できるかどうか答えてください。

◎石田 被爆体験継承担当課長  最終的には私ども広島市の方で積算させていただいておりますけれども,その基礎となりますデータといたしましては,例えば,同規模の,原爆の資料館ではございませんけれども,博物館をリニューアルしたときのそういった経費,こういった実績を二,三踏まえながら積算をさせていただいたところでございます。

◆三宅 委員         それじゃったら一般競争入札でええじゃん。何で特命随意契約にせにゃいけんの。そう思いません。

◎佐伯 市民局長       一応,プロポーザルをまずした上で,そこで今おっしゃいますようなものもその評価の項目の一つに上がっておりまして,それを踏まえた上で,今度は幾らで契約をするかというのはまた次の段階でございまして,その段階で出させた数字を,今課長が申し上げましたような数字で妥当かどうかということでやっておりますので,結局価格でということは,それ以前の段階で,先ほど委員おっしゃいましたように,その内容についてまず妥当かどうかということをやった結果,相手が特定されるので,契約の仕方も特命随契になるということでございます。

◆三宅 委員         市民局長さんお答えいただいたんですけどね,でもね,入札ですから。特命随意契約っていったって,それはもちろん5200万程度と書いてあるわけです。5200万以内とは書いてない。だからそれよりもふえる可能性もあるし,減る可能性もある。いろいろあります。だけど,やっぱり私は特命随意契約という制度自体はとっても不透明だと思います。しかも,ここをとった会社名は丹青社という会社です。丹青社という会社は内装ディベロッパーの会社ですが,業界第2位。第1位に乃村工藝という会社がございます。内装ディベロッパーではね。両方とも一部上場企業ですよね。丹青社が広島市内でやっている内装業の主な例をここでお話ししますけど,まず地下街のシャレオ,これの内装業務を全部丹青社でやっておられます。次に,観音マリーナホップ,これはちょっと若草のところで有名になりましたが,カーライルっていうドイツ資本が今やっていますが,そこの下のリーシング機能をやっているのが丹青モールマネジメントという会社です。丹青社なんよ,関連企業じゃけえ。ということは,広島市内の中心部の大きなところって,結構丹青社さんばっかりやりよる。

 今回の平和記念資料館も丹青社さんです。しかも1社だけです。乃村工藝さんという内装ディベロッパーさんは,広島に支社がある。丹青社さんは関西支社しかない。相談するにしたって,広島に支社があるんよ。しかも業界1位の会社があるんです。なぜ1社しか来なかったんでしょうか。答えれるわけないけえね,僕が推測で言うけど,それは何かがあったんじゃないんかって疑われてしまうでしょう。僕はそれがどうしてそんなことやったんかってずっと言いたいわけじゃないんや。平和記念資料館ってとっても大切な施設だから,そういうことを言われたくないんです。透明にしたいんです。皆さんからどこをつつかれてもちゃんと真っ当なんですよと。実際,特命随意契約でも真っ当かもしれない。だけど,わかりにくい,不透明で,だれが選考基準かもわからん。しかも出してきたのは1社しかおらん。それで平和記念資料館,今からやるんですよ。

 去年が,今年度,もうこの3月で終わりですが,今,基本設計が終わって,来年度の当初予算には一応実施設計が入っていますね。私,これだけ言いました。実施設計は,恐らく気持ちとしては引き続き丹青社さんにお願いしたいとお思いでしょうが,どういう契約方法にするかを検討する余地があるかどうかお答えください。

◎石田 被爆体験継承担当課長  委員御指摘のその公平性,あるいはその透明性といったことは,この資料館の再整備事業を進めていく上で必要不可欠な要素であると認識をしております。さらには,先日の石橋議員の総括質問で御答弁申し上げましたように,この事業を地元で一定の知識を習得するよい機会とするなど,地元事業者に配慮することも踏まえつつ,今後行う実施設計や工事等においてどのような対応が可能か検討してまいりたいと考えております。

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