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平成24年度予算特別委員会(平成24年3月2日)(その5)

◎上野 病院事業局財務課長  医療機器の購入に当たりましては,各病院では医師,看護師などで構成します医療機器選定委員会で使用目的ですとか機能,金額などから購入する機器を選定いたしております。この機器の選定に当たりましては,特定の製品に限定する必要がある場合を除き,価格競争ができるようにするために複数の同レベルの医療機器を選定しますが,購入を希望する医師等の意向を反映したものにしております。このため,入札の結果,医師等の希望と異なり使用に支障が出ることはありません。

◆三宅 委員         というふうに答えられてますが,せっかく病院長の皆さんも来ておられますからちょっとアンケート調査をしたいんですけど,広島市が入札して機器が来ますわね,支障ないですか,あったいう人手挙げてください言うたら,多分だれも手挙げないのでなかったという人が手を挙げていただけますでしょうか。ある人がおる。ちょっと,ごめんなさい。ある人,いらっしゃいますか。じゃけ,課長に聞いてないけ。

◎上野 病院事業局財務課長  今ごらんいただきましたように,支障はございません。

◆三宅 委員         そんなもんね,ここで,はい,ありますなんて言えるわけないじゃない。だけど,僕はあるような気がするんですよ。うがった見方かもしれませんが,やっぱり現場で必要だなと思って要望したものと,実際の入札で違う物が来たら,え,何でこれが来たんということがあったら,やっぱり病院としてはどうなんだろうかなと思いますので,じゃあそれをどうすればいいかっていうのは,なかなか今の現行制度の中では難しい問題があると思います。ただ,今回,内視鏡下手術用ロボット,これが結構高いそうでございまして,結構高いロボット入れます。このロボットを入れると,患者さんの負担が少なくて手術が楽になって,例えば入院期間が短くなるとか,あるいはメスで切らなくてもいいとか,いろんな効用があるということで今回入れるわけですけども,こういう高度医療をしていかなきゃ,私はいけんというふうに思っております。

 というのは,私ことし40歳になるんですけども,僕の同級生結構お医者さんになってる人多くて,今研修医がようやく終わって,それぞれの病院に勤めたり開業したりする人がいらっしゃいます。その人たちとちょっと話をしてみますと,お医者さん1人育成するのにやっぱり期間としては30年かかると。おぎゃあと生まれた赤ちゃんを1人前のお医者さんと認められるまでに,やっぱり医学部行って,研修医やって,1人前の医者となるのに30年かかる。基本的にはその費用がやっぱり1億円以上かかると,1人について。医師不足ということがよく日本で言われております。医師不足,広島市に住んどったら,例えば広島市の市民病院,あるいは日赤の病院,あるいは中電病院,大きな病院もたくさんあって,あるいは個人で営業されてる病院の先生方も多くおられて,医師不足ということは余り感じなくても生きていけれてますが,実際世の中は医師不足になっている。僕らの世代の若いドクターに話を聞くと,田舎に,三宅,行きとうないんじゃと。僕らがやりたいのは,症例がたくさんあって,自分のスキルを伸ばせて,いろんな症例の患者さんと向き合うことで自分の医師としての技能と技術と能力を高めなければだめだという希望を持って,多くの都市部にそういう若いドクターが流れ込んでいくという状況にあると思います。私は,やっぱり広島市の5病院,総合リハビリテーションセンターちょっと違うかもしれませんが,5病院と言いますから5病院と言いますけど,ここに若いお医者さんが常に来てもらえる環境を整え続けないと,広島市の医療を支え続けることはできないというふうに思います。そのためには,やっぱり広島の5病院ではいわゆる高度医療,ほかの病院ではなかなかできない高度医療とかをやっぱりたくさんやっていけれるような環境整備と,それはお医者さんの育成というのをしていくべきだと私は思ってるわけです。

 そのためには,例えば今回,この17億4246万9000円の整備をするわけですが,これ毎年,多いときがあったり少ないときがあったりするんです。一定してない。もちろん,要るもの要らんものがあるんで,いろいろありますけども,私は医療機器の整備に関してはちゃんとこれからの市立病院のあり方を,長い年月で考えて将来こういうふうな医療機関になりたいというのがあって,そのために必要な整備がこういう計画で要るということをちゃんと明確に提示した上で,今年度はこれでございます,それにちょっと幅を持たせて,それぞれの先生方の今こういうことで困っとるからということができるような体制にしてあげることが,病院のこれから先のことも考え合わせたときに必要なことではないかと思うんですが,どのように考えておられますか。

◎上野 病院事業局財務課長  委員御指摘のとおり,医師,特に若手の医師を確保するためには,多様な症例が勉強でき,高度,専門的な医療の修得ができる病院であることが大切であります。このため,市立病院はこれまでも医療水準の向上に資する高度な医療機器の導入に努めておりまして,直近の事例で申し上げますと,本年度,初期の小さながんの早期発見が可能なPET-CT──陽電子放射断層撮影装置を安佐市民病院に整備いたします。また,今,御紹介もいただきました,来年度は低侵襲で身体的負担が小さい内視鏡外科手術を支援する内視鏡下手術用ロボットを広島市民病院に導入することにしております。これらの高度な医療機器の導入に当たりましては,経営の影響,医療機能充実の方向性などを十分考慮・検証し,導入の適否を判断しております。

 その他の医療機器につきましても,各病院で耐用年数や優先度などをもとに整備計画を立て整備を行っていますが,実際の予算化に当たりましては必要性などを再度チェックしております。

◆三宅 委員         それはやってらっしゃるのは知ってるんです。ただ,これから先,お医者さんが減るかもしれない,看護師さんも減ってくるかもしれない。そういう中で,それを確保しつつ広島の市民病院をきちっと市民の皆さんの命を最後で守れる,何かがあっても安心できるという環境をつくるためにはお金かかるんですよ,しようがないこれは。それを財政的に裏づけをつくるのは当然大事なことだけど,やっぱり病院の方で,あるいは病院の現場で考えたってなかなか難しいから,それは病院事業局さんが中心になってこれから将来こういうふうにするべきじゃないかなということをちゃんと頭に描いて,そういうビジョンもつくってらっしゃいます。でも,その中でやっぱり医療機器の更新とか,あるいは高度医療をどういうふうに入れていくかとか,そういうことをやっぱり常に考えながら1年1年を一つ一つやっていかないと,急激に一気にやれっていったって無理なんですよね,やっぱり。機器だけ立派でも,お医者さんがそれを習熟してなかったら難しいでしょう。だから,機器があってお医者さんの習熟度がきちっと進んでるという環境を常につくり出すためには,どういう形ができるかっていうことをよくよく考えていただきたいなというふうに思いますので,何かありますか,弓削さん。

◎弓削 病院事業管理者    ただいまおっしゃっていただきましたとおりで,そういう評価をしていただいたというのは大変うれしく思います。頑張ってきちんとできるようにいたしたいと思います。どうもありがとうございます。

◆三宅 委員         いろいろ長くしゃべりましたが,あと1分30秒ほどあるわけですね。あと何話すんやっていう話なんですが,市長の誇りある広島,まちをつくるのにワーク・ライフ・バランスというのを一つ言われております。それは一つには子供の未来,福祉,健康,そして雇用と精神の調和というようなことがいろいろと書かれてます。それらを市長がやりたいと言ってるんだから,それを皆さんが支える側ですからそれをどうやって支えるかと。もちろん,御承知のとおり広島市の財源というのは限られてます,人も限られてます。だけど,その中でどうやったらできるかっていうことを現場に任せてできるはずがないから,ここにいらっしゃる皆さんが現場の状況をよくわかった上でどうするかを考えて,皆さんで考えていかなきゃいけない問題が多々あると思いますから,皆さんこれからもよろしく頑張っていただければと思います。

 それでは,30分残りました。長いことありがとうございました。終わります。

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