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平成24年度予算特別委員会(平成24年3月2日)(その2)

◆三宅 委員         もちろん地域を活用すると,広島市の社協さんとかそういうところにお願いしたりとかいろいろ方法はあると思います。でもやっぱり,今地域のきずなっていうのが,東日本大震災のこともあったので非常によく言われてるけれども,実質はやっぱり隣にだれが住んどるかわからんという地域もたくさんあるわけです。社協の中で,あるいは地域の中でそれを見ていくっていったって,現実的にはそれはなかなか難しいと。1人で悩んでらっしゃって,結局どうにもできなくなって,例えばもうこのままじゃ無理だということでちょっと残念な事件が起こったりとか,そういう状況になる可能性もあるわけです。そうしたら,やっぱりどういう方法があるかというのはいろいろあると思いますが,私は例えば広島市の広報番組があるでしょう,テレビの,あそこに例えば市長さん出てって,こういうことを始めてますので皆さん何かあったらどうでしょうとか,そういうこともあってもいいかもしれません。

 例えば,さっきのうつ病とか自殺のやつでもそうです。そういうテレビの媒体使ったりとか,いかに皆さんに知ってもらうかを,ホームページとか「市民と市政」とかあるけれども,いろんな媒体の方向性を考えて,どうやったら知ってもらえるだろうかということをやっぱり真剣に協議されるのも,一つ大切なことなんではないだろうかというふうに思いますので,ぜひ考えてください。

 今,時計来ましたけど,皆さんあと90分あるんですよ。でもこのまま90分はしゃべりませんから,次に行きますね。

 次,児童相談所について。児童相談所については,きのう我が会派の山田委員がお話をさせていただきましたが,児相については僕ちょっと非常に思いが強過ぎて,ちょっと興奮するかもしれませんけど,児童相談所,余り日の目を見なかった児童相談所が児童虐待防止法の改正以降,非常に注目を浴びて児童相談所はどうなっとるんやという世間様からの冷たい風を浴びながら活動されているわけなんですが,昨年度児童相談所に保護した子供さん,これ通報があった件数が724件というふうにきのう答弁されてましたが,今年度はまたちょっとふえるんではないかということは言われてましたが,実際に一時保護所に保護した子供,これは去年でいいですから,何人いらっしゃいますでしょうか。

◎紺田 児童相談所判定課長  昨年度,一時保護所で保護した子供の数は延べ人数で273名です。

◆三宅 委員         昨年度が273人ですね。ことしはどうですか,現時点でいいんですが,教えてください。

◎紺田 児童相談所判定課長  今年度,1月末現在で延べ人数が221人となっております。

◆三宅 委員         誤解があったらいけないので,ちょっと私今から聞きますが,児童相談所がいわゆる児童虐待ということが非常に表に出過ぎてて,虐待を受けた子たちばっかりが児童相談所に入るイメージが非常に世の中に定着し続けとる状況が私はあると思いますが,実際には,例えば非行があったりとか,あるいは家出があったりとか,いろんなさまざまなパターンがあると思うんですよね。ですんで,ちょっとその内訳をお聞きしたいんですが,昨年度のことでいいんですけども,273人,一時保護所に保護した中で,いわゆる非行で入った子とか家出で入った子とか,あるいは児童虐待で入った子の内訳の人数を教えてください。

◎紺田 児童相談所判定課長  昨年度273名中,相談種類別に内訳を見てみますと,虐待で入った子供が117名,全体の42.9%,虐待を除く養護ケース,養護問題で入った子供が91名,33.3%,本人の家出とか万引きとか,そういった非行問題で入った子供が28名,10.3%,そのほか,不登校など,本人の性格上の問題などで入った子供が37名,13.5%となっております。

◆三宅 委員         こうしてみますと,確かに273人一時保護した中で児童虐待の子たちが117人ですから,半分近くですから,当然虐待を受けた子たちは何とか命の危険があるかもしれないので守らなきゃいけません。しかし,児童相談所の今の施設に児童虐待を受けた子たちだけじゃなくて,養護が必要な子,あるいは万引きとか暴力行為とかそういう非行に走って入ってきた子,あるいは不登校になって家出をしてどうにもならなくなって入ってきた子,これらを児童相談所の中に入ってもらうわけですけども,それらを性質別に分けるような部屋数はあるんですか,今,児童相談所に。

◎紺田 児童相談所判定課長  現在,児童相談所は子供の居室は9室ございます。そのうち,幼児の部屋が1室ございます。あとは年齢別,男女別に分けて,それぞれの子供を分けておりますけども,1室に2名から3名の子供が入室しておりますので,中には集団に適応しにくい子供もおりますので個室を与えて静かに過ごさせるべき子供もいますが,なかなかそういった環境が整いにくい状況もございます。

◆三宅 委員         私,児童相談所何度も行ってるんですよ。入ったらわかるんですけど,まず暗い。電気がついとるんかついてないんかようわからんぐらい暗い,まず。夜中に行ったこともありますが,夜中の非常口に行くと警備員は寝とる。寝とるときが,たまたま僕が行ったときが寝とったということですよ,いつもは起きとるかもしれませんがね,まあ,寝とってんですよ。夜ですから,寝ますわね。

 暗いでしょう。入っていくと,一種異様な雰囲気なんですよ。まず,それは何でかというと,壁紙が茶色過ぎる。白くない。古過ぎて,日にやけて茶色になってるんです。さらに,暴力行為を働く子もいますから壁に穴があいてます。いわゆる内装がぼろぼろにはがされとるとこもいっぱいあります。トイレに行くと便器が壊されてることもあります。私,この児童相談所を見て思うのは,そういう問題を抱えた子と私,議員になってからですけど,いろんなケースをいろいろ話をさせてもらったりとか,いろいろしたんです。そうすると,児相にだけは絶対行きとうないと言うんです,子供が。大人たちは虐待をしとったり,虐待をされとる子たちとか非行をしとる子とか不登校の子らを守らにゃいけんと思って一時保護所に入れますよね。でも,入れられた子供は二度と児相なんかには絶対に行きたくないって言うんですよ。これは何の問題があるのかと。児相は,例えば虐待を受けた子もおれば非行の子もいます。同じところで顔会わせたら,基本的にうまくいくはずがありませんよね。それを何とかうまくするために,さまざま部屋を変えたりとかいろんなことしますよ。でも,結構厳しいときは厳しい。状況によっていろいろ変わりますから。一時保護所の中に人数が少ないときもおれば,定員はここ20名ですが,定員を超えて児童相談所に20名以上になった日,どれぐらいありますか,例えば。

◎紺田 児童相談所判定課長  定員20名でございますが,昨年度で言えば定員を超えて子供を保護した日数は29日。本年度は1月末現在で49日となっております。

◆三宅 委員         例えば,1年間のうちで1カ月分とか1カ月半とか,定員を超えて,あるいは一時保護をせないけんと。これはちょっとゆゆしいのうということになりますよね,普通は。実は,今年度の予算の中に児童相談所,ちょっと近くにある乳児院に5名ほど児童相談所機能を委託しようというふうに考えてらっしゃいますが,これいわゆるそういった定員を超える日があるから,それを何とかしようという事業だろうというふうに私は認識しとるんですが,これ答弁は要りません,多分そうだろうですから。ただ,例えば児相にいる子っていうのは,本当に心に問題を抱えてる子がおって,それを担当して話をする職員さんにもいろんな素養が求められます。今,答弁されている方は,僕もかなり長いこといろいろよく話をしてる方なので,よくわかってる中でちょっと聞きますけども,児童相談所に今現在,児童福祉司っていうのはきょうの新聞によると22人配置されてるということなんですが,やっぱり児童福祉司だけじゃなくて,いわゆるそこの職員さんって非常に専門性が要ると思うんですよ。市の内部の人事異動でいうと3年から5年ぐらいで,大体違う部局へ人事異動しますよね。しかしながら,あの児童相談所というのはそんなに人事異動をがんがんやって,うまくいくとはとても思えないんですけども,やっぱり児童相談所にいる職員さんっていうのは専門性が私は要ると思うんですが,そのことについてはどういうふうに思っておられますか。

◎小川 こども未来企画課長  児童相談所は虐待を受けた子供の心理的なケアを行うとともに,家庭の養育力の再生など,保護者への指導や支援を行う必要がございます。また,委員御指摘のように,非行や不登校など子供が抱える問題が今,非常に複雑・多様化しておりまして,そうした中で,子供だけではなく家庭全体を対象とした援助を適切に行っていく必要もございます。こうしたことから,そうしたことを適切に行っていくためには,心理や保健に関する専門的な知識や技術が必要でございます。そのため,心理療法士,保健師など専門職のスタッフを充実させる必要があるというふうに考えております。

◆三宅 委員         ということは,そういう認識があるんだったら来年度,つまり平成24年度,児童相談所の職員さん何人ふえるんですかね,教えてください。

◎林 児童相談所相談課長   児童虐待相談・通告に対する助言や虐待の重要度の判断,発育状態の観察などのために,来年度新たな職種として保健師を1人増員する予定です。

◆三宅 委員         保健師1人だけふやすと。なかなか,いわゆる先ほど一番最初に言いましたが,いわゆる財政と相談しながらいろんな施策は進めなきゃいけませんから現実的にはそこだけじゃ行けというわけにいかないかもしれませんが,今の児童相談所の状況を見ると本当にかなり現場は厳しいです,現実問題として。その厳しい状況をどういうふうに考えるかなんですよね。政令指定都市は,児童相談所を設置できる権限を有しております。私,全国の児童相談所全部見て回りましたけど,広島市の児童相談所は恥ずかしい。これは何とかせにゃいけんですよ。これは,児童相談所だけじゃないです,実は。ほかにもいろんな施設あります。だけど,私が見る限りにおいては,あの児相の状態を見て,職員さんらも頑張ってらっしゃいますよ。子供らが,広島市の児相だけは絶対行きとうないと言われる。児相は最後のとりでで,子供が最後にあそこに行ける日の光にならにゃいけんのに,絶対行きとうない言われたら何をしよるんやっていう話になるわけですよ。そのためには,児童相談所はまずハード面の整備を絶対せにゃいけん。

 実は,去年の平成23年度の当初予算に児童相談所のことで予算が出ました。23年か24年か忘れましたが,そういう一時保護に入った子供たちの勉強がおくれたら,また社会的な自立がおくれるかもしれないので,学校の教職員のOBとかに入っていただいて,そこで教育をしようということで取り組まれてますが,それはおおむねどういう状況ですかね。実はこれちょっと事前に言ってないんだけど,どんな状況か教えてください。

◎紺田 児童相談所判定課長  一時保護した子供は,基本的には学校には登校できません。それはいろんな事情があるので,一時保護所から外には原則出ないということになっておりますので,児童相談所内で学習することになっております。現在は,教育委員会の方と協力いたしましてふれあい教室の方で学習をさせていただいてる子供もおりますが,なかなか一時保護に入ってくる子供は学習習慣が身についていないために,なかなかふれあい教室も通えない子供もおりますので,一時保護所内で学習する子供がいるので,そういう子供のために毎日2名,学習支援員に来ていただいて子供が学習しております。

 今年度で言いますと,大体保護する子供の平均が16人いるんですが,学齢児,ふれあい教室に行く以外の子供が10人ぐらいおりますので,午前中の時間,学習支援員2名と一緒に学習しております。

◆三宅 委員         例えば,児童相談所に入ってた子が中学校に行くとなると,あの近くにある中学校って二葉中学校なんです。二葉中学校の状況というのは,ここにいらっしゃる方,委員の方も知ってらっしゃる方も多いかもしれませんが,スクールサポート指導員をかなり配置して,かなり厳重に外部人材をあそこに張りつけないと学校が維持できない状況になってるときがある。それは,児相におった子が行くからだけじゃないですよ。それだけじゃないけれども,そういう近くにそこの校長先生と協議して入って,何とか学校行こうねっていうことでやらす。でも,そこでなかなか問題行動が解決できないという状況が生まれることもあるわけです。それらをいろいろ考えたときに,私は児童相談所はまず我々が考えなきゃいけないのは,児相で働いていらっしゃる職員さんや保育士さんは,その現場で思いっきりそれをやり続けるしかないと。だけど,ここにいらっしゃる皆さんは本当に児童相談所これからどうしたらいいかなっていうことを,すごく短期的なことじゃなくて,どうやってこの1年,2年を過ごすかじゃなくて,これから5年先,10年先はどういう形だったらいいだろうかということを考えなきゃいけない人たちだと僕は思うわけです。現場でそれを考えいうのは不可能ですから。

 それは,だってね,夜中の12時,1時は当たり前ですよ。職員さんなんか。課長さんなんか1時,2時になっても時間外勤務手当なんかつきゃあしませんから,そりゃ大変です。でもその中でもやってらっしゃる職員さんらがおるのを僕は知ってるのであえて言いますが,これから先のああいう状況がずっと続くことは不可能なんです。不可能だから,じゃあこれからの児童相談所のあり方をどういうふうに規定するかっていう思いを持って,例えばハード面の整備も要るかもしれません,ソフト面の整備も要るかもしれません。それらを両方考えなきゃいけないと思いますが,磯辺さん,そういやことしで終わりですから,児相にもいらっしゃいましたし,思いがあったら言ってください。

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